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ありがとうございます。
何かの縁で鈴木友里絵さんと出会ったあなた
せっかくなら、もうちょっと彼女のことを知ってほしい。
その想いで今からお話していくのは
いちシンガーソングライター
鈴木友里絵の物語
その始まり、鈴木友里絵が音楽にのめり込んでいくきっかけはミュージカルでした。
小さな頃から好きで、
中でも『天使にラブ・ソングを』は特にお気に入り。
自分の気持ちを歌で表現したり、
人の気持ちを汲みとったりする素晴らしさを
ミュージカルから感じ取っていきました。
そして、アーティストに対する気持ちが芽生えてきたのは中学生の時。
三年生を送る会でKiroroさんの『未来へ』を
歌ったのですが、
自分の歌を聴いた三年生が
泣いてくれているのです。
その光景を目にして
"もっと歌いたい。音楽に携わりたい。"
そんな感情が友里絵さんの中で湧いてきます。
大学生になってからは、
誰かのカバーをしてみるだけでなく、
実際に曲を作ったり
オーディションを受けてみたり
さらにシンガーとしての力をつけようと
専門スクールへ特待生入学を掴み取るなど
自分の道を歩み始めます。
“それまで漠然とした夢だったものに、ぐんと近づける気がした”
それが19歳、大学二年生になる春のこと。
そのスクールに通う中では、
同じ年齢のアーティストさんがどんどん有名になっていくのを目にすることも多く、
それはすごい嬉しいし、自分も頑張ろうって
刺激になっていました。
だけれども、
逆にすごく遠く感じたりして
“自分なんかより上手い人も良い歌書く人も
たっくさんいるのに、その中であたしは
何をしたらいいのかな”
そうして夜な夜な考え、寝ないまま学校へ向うことが何度もあった。
でも
"わたしにはすごく遠いのかもしれないけど、
あるのは確かなんだから頑張ればいつか
叶う気がしていたの”
そして、マイクもスピーカーも無いけれど、
その年8月には初めての路上ライブ
所沢から始めて、田無、高田馬場、新宿西口を回る
西武新宿線ツアーを実行します。
初路上ライブの姿
それから路上で歌う時間を増やしていくのですが、
曲数の少なさを悔しく感じていました。
周りの環境もあり
ギター、歌、表現、アレンジ、…etc
レベルアップした鈴木友里絵は
本格的なレコーディングに取り掛かります。
2013年
20歳でアルバム『セカイイチ』を制作
タイトルの由来は、1曲目の"セカイイチ"に
ちなんでいますが、別の想いも込めていて。
アルバムに収録した曲はそれぞれ全く違うことを歌っていて、
例えば恋愛だったり、母親への想いだったり、ポジティブだったり、ネガティブだったり、
みんなそれぞれ違うのだけど、
だけどどの曲の主人公もみんな、セカイイチ
素敵な人なんだっていう意味も込めています。
翌2014年にはアルバム『TOMORROW』を発売
『セカイイチ』はアコースティックで素朴なイメージ、それを”田舎”と例えるなら
『TOMORROW』は”都会”。様々な人と人とが交わって、沢山の物語があるような
だけどそれは、ざわざわしてゴミゴミした雰囲気ではなく、きらきらして、何かに出会える、
そんなワクワク感をアルバムにしました。
『セカイイチ』はアコースティックで素朴なイメージ、
それを”田舎”と例えるなら
『TOMORROW』は”都会”。
様々な人と人とが交わって、沢山の物語があるような
だけどそれは、ざわざわしてゴミゴミした雰囲気ではなく、
きらきらして、何かに出会える、
そんなワクワク感をアルバムにしました。
21歳、大学四年生。
周りの同級生達は就職という道を進んでいく。
自分で選んだシンガーソングライターとしての道に、
もちろん不安だったり弱気になることだってありました。
一方で就活生の背中を押せる曲を
ずっと書きたいと思っていて
“経験していない自分が、就活をしている皆に響く歌を書けるのか、リアルで一番欲しい言葉をどうしたら書けるのかな”
そうして就活生のエピソードに触れることを繰り返し
『髪を黒く染めました』を作りました。
MV撮影の様子
母校の青山学院大学では総合舞台芸術愛好会(通称:ぶたげい)を代表として立ち上げ
脚本、演出、音楽、演奏、全てオリジナルで
仲間たちとミュージカルを創り上げます。
この団体は後輩達に引き継がれていきます。
秋には学園祭のテーマソングを担当
Navy Storeさんのテーマソングに
『セカイイチ』を使ってもらったり
バンド編成を組んで
ワンマンライブを開催など
大学の同期達が就職し
新たな人生に踏み出していく頃
鈴木友里絵は初めての遠征として
神戸、大阪、名古屋へと向かいます。
神戸にある老人ホームでのコンサート
それからは、大阪を中心として毎月ペースで
関西遠征に行くようになり、
毎回「おかえり~!」
って、暖かく迎えてくれる
そんな場所が増えていきました。
『砂時計』
『江ノ島ハナビ』
『MIRAGE』
『Runner』
『助手席』
…etc
楽曲提供の機会もいただきながら
曲作りも進んでいきます。
2016年7月
2枚のCDを同時発売。
4thアルバム『palette』
1stシングル『しおがまのうた』
1stシングル『しおがまのうた』
4thアルバム『palette』
そしてNEWアルバム『palette』を携えて
8・9・10月と日本中47都道府県を回る
paletteツアーを行うことに決めます。
事務所やレーベルに所属していない鈴木友里絵
アルバム制作はもちろんですが、
全国を回るツアーに関しても、
そのブッキングから何から
全て自分で動き出します。
ツアーでは日本中を回らせてもらい
知らない景色をたくさん見ていきました。
時には一人きりで悩むこともあったし
1日2県でライブを行う
バタバタな日もありました。
このツアーは本当に沢山の出逢いがあって
困った時に、優しく助けてくれる人がいる事も
ミュージシャンやライブハウスの皆様が
各場所へ繋げてくれてくれる事も
東京を離れた友達と再会する事も
”自分の歌でみんなが笑顔になってくれる事も、
全部全部本当に楽しかった!!”
渋谷GUILTYでのツアーファイナルも
地方から見にきてくれた人達がたくさんいたり
みんなスケジュールを空けてきてくれて
会場を満杯に埋めてくれました。
"ステージからみんなの顔を眺めていたら、
愛おしくて、
この人達をちゃんと幸せに、
笑顔にしたいなーって、
改めて思いました"
2ndシングル『Love Letter』
高校生の頃からずっと大好きだった舞台
「ブックショップ」 そのイメージソング制作のお話をいただいてすごく嬉しくて。
作品のイメージを付けてしまう物だから
中途半端な物になんか絶対したくなくて、
2ヶ月間悩んで悩んで、舞台に、そして登場
人物の気持ちにリンクさせて曲を作りました。
3rdシングル『あなたのせいで、』
恋の終わり、こびりつく思い出、貫き通せや
しない強がり
『、』のあとに続く想い。
”弱いとこだって見せてくれって
強く抱きしめたくせに”
多くの女性アーティストさん達からもイチオシされる、切ない恋のバラードです。
2018年2月【東名阪ワンマンツアー】
"ワンマンにおける鈴木友里絵独自のスタイル"
曲の間も一般的なMCは挟むことなく最初から最後まで “ひとつの物語” を演じて通す。
【東名阪ワンマンツアー】でも三日間すべて
異なるコンセプト、セトリ、物語で世界観を
打ち出して会場の空気を創り上げました。
7月 京都・東京ワンマン【この青の向こうに】
【この青の向こうに】では、演じる物語の形式を変化させ、
イラスト等の手法も駆使して世界観を仕掛けます。
会場を流れるストーリーが曲の世界に誘い出し
観客は自然とそこへ入り込んでいきました。
200人キャパの渋谷TAKE OFF 7
ワンマンで会場を埋めたのは
これが二度目になります。
活動のステージを上げていく鈴木友里絵ですが、
それと同時に過去には多くの挫折も味わってきました。
実績あるアーティストさん達と一緒に活動する機会が増えるにつれて
自分にないものがたくさん浮き彫りになって、力不足を痛感したことも。
歌に対する自信を
失ってしまった時期もありました。
“自分よりも才能ある人がたくさんいる中で、
果たして自分は音楽を続けていいのかな。”
”たくさんの人にメッセージを届けたいという気持ちはあるけど、
それは自分の役割じゃないんじゃないか。
私の仕事じゃないんじゃないか“
”なれるわけがない“
そう考える時期さえありました。
でも
曲を聴いた人からもらうメッセージ
ファンのみんながかけてくれる言葉
それが鈴木友里絵を支えてくれて
“私の言葉に共感してくれる人がいる限り、
私の歌には意味がある”
“自分にしか伝えられない事を表現していきたい”
"やってやろう!"
そう思えるようになりました。
シンガーソングライター鈴木友里絵を
私が知ったのはちょうどそんな時期だったかなと思います。
恵比寿天窓.switchで聴いた『star』が
その後も心のどこかで響き続けていったように
友里絵さんの曲は
私の人生の中で光を放ち出しました。
彼女の歌で人生を照らされる人は
これからも増えていくでしょう。
照らされるのは、
時には泣き顔かもしれないし、
大切な人を想う笑顔かも、
一人で抱えたどうしようもない気持ちや、
未来へ進む挑戦心かもしれません。
今回お話してきた物語から
感じられたかもしれませんが
活発で明るく、キラキラと、
その輝きを増していく鈴木友里絵さん
その人生に触れて
曲を聴いて
この光に近づいてみると、
心に灯火がともることがあります。
心があたたまって
優しい気持ちになれることもあれば
前へ進む勇気をもらえることもあります。
ぜひ、もう少しだけ
近い距離に進んでみてください。
その年8月には初めての路上ライブ
所沢から始めて、田無、高田馬場、新宿西口を回る
西武新宿線ツアーを実行します。
それから路上で歌う時間を増やしていくのですが、
曲数の少なさを悔しく感じていました。